駆動系内でガラガラ音

駆動ケースを開けてみると、ドライブベルとがユルユルです。
正常でない組み合わせの様です。
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小さいサイズのWR(19x17mm8.4g)が入って、形の違うスライドピースが破損していました。
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マロッシバリエターの正常な状態で、組み直します。
20x17mm14gで、スライドピースはランプレートによって2種類あります。
取り付けは出来ますが、正規の状態ではないですから、間違わないようにしないといけません。
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セカンダリーも、組み方が有ったもんじゃないです・・・組む、意味が分からん。
樹脂のカバーが下側についていました・・・コレは、ほかでも見たことがあります。
S/Pの為じゃあなくて、グリースがクラッチ側に飛び出すのを防止しています。
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やるからには、一通り手を入れておかないといけませんしね。
スライドピンは、全く傷んでいませんでしたね。
セカンダリー側もスムーズに動くようにするのは鉄則ですね。
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クラッチの抑えのプレート(右側の)が減って、チャラチャラと遊んでいて音鳴りがします。
アイドリング時に、”チャリチャリ“音がしているのは、ココからです。
ピポットとプレートの摩耗がひどくなると、クラッチAss‘y交換になります。
メンテ済みのクラッチを取り出してきまして、組み付けます。
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フェースのOリングのかけらもありませんでした。
必要だから、取り付けてあるんですよ。
大抵は、ボロボロになってますけどね。
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プーリーフェースのlマークとアウターギヤの↑マークの位置は、合わせておきましょう。
ドライブベルトが減ってはいますが、もう少し使えそうなのでこのままいくか・・・どうしよう。
試運転後に、もう一度開けてから考えることにします。
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アイドリングが利かなかったのは、インマニの亀裂でしたね。
ものの見事に、パックリ割れてエアを吸っていますね。
キャブを押さえ込んで隙間を詰めたら、不安定ながらもアイドリングが続きましたわ。
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by moltobene1 | 2019-07-22 18:05 | nabeさんのイタスク屋日記 | Comments(0)

イタリアン・スクーター大好き!


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